Power of People
プラザハウスのウェルビーイングなスタッフたち
プラザハウスは商店街であり、公園であり、ユンタクスペースです。
スタッフたちが皆様をお待ちしていますので、お気軽にお声がけください。
作り手とお客さまをつなぐ、幸せの橋渡しになれたら
平良 杏子 1F ロージャース パッサージュ フロアマネージャー
ロージャースでは、誰もがわかる有名なブランドでなくても、世に知られていない良いもの、作り手やこだわりのもの作りの背景が見える「素敵なもの」をお客さまにお届けすることを大切にしています。ヨーロッパを訪ねることが多く、先祖から受け継ぐ伝統技術を家族で守り続けている職人、若い作り手の方とは、毎回素敵な出会いがあり、つながりが広がることに感謝です。彼らのもの作りへの想いやこだわりを私の言葉でしっかりとお客さまにお伝えし、良いものだからこそ、長く愛用していただけますように、そして記憶に寄り添う大切な相棒となりますように。作り手とお客さまをつなぐ幸せの橋渡しができたらうれしいです。
お客さまとの会話が、私の喜び
座覇 啓加 1F ロージャース パッサージュ
もともとはロージャース内の、大手化粧品ブランドに勤務していたので、全国の売り場を視察する機会も多かったのですが、高い売り上げを誇る店舗は、商品を売って終わりではなく、販売員とお客さまのつながりも大きいのだなということを学びました。お客さまは、コスメ、ファッションなどロージャースの中を回遊してお買い物をされて、2代、3代にわたるリピーターの方々と販売スタッフの距離がとても近いなと感じます。ネットでも商品を買える今の時代に、ロージャースのお客さまは、スタッフとの会話を楽しむために来てくださっている。コスメ販売を通して、私はお客さまにどんな喜びをご提案できるのか、考えてみたいと思います。
多様なリクエストに、私なりのおもてなしを
内間 絵里子 1F ロージャース フードマーケット(ソムリエ)
ロージャースフードマーケットには、バイヤーたちが自信を持ってセレクトした世界のユニークなもの、手間暇かけたこだわりのもの、おそらく他のマーケットでは見かけない商品も並んでいると思います。私はそんな魅力的な食材とワインのマリアージュを楽しんでいただくご提案を心がけています。じっくりとご自身で商品を探している方や何か珍しいものはないかな?と声をかけてくださるお客さまもいらっしゃいます。地元の方はもちろん、観光のお客さま、県外から移住された方などが、さまざまな目的でご来店される中、その一人ひとりに応じたコミュニケーションとつながりを大切に、私なりのおもてなしを探したいと思います。
工芸品の奥深い素晴らしさを、しっかり伝えたい
伊是名 彩加 1F フラッグシップ オキナワ
フラッグシップ オキナワは、沖縄の誇り、日本の温もりを意識した上質な工芸品をそろえています。商品は単なる土産品という位置付けではなく、贈る人の気持ち、贈られる人の気持ちに寄り添った提案をすることが大切だと思っています。「陳列されている工芸品が、本来の美しさを表現していて」、「そのものがどのように人を喜ばせ、人に大事にされるのか」、「どのような作り手がどんな想いでもの作りに従事しているのか」を見つめています。「ここに来たら良いものと出合える」という言葉をお客さまから聞けると、本当にうれしいです。信頼して来てくださるお客さまに応えたいという気持ちで日々情報収集をしています。
エコなアイデアを、どんどん提案していきたい
知花 結 1F インフォメーション
インフォメーションセンターで、館内のご案内や金券、宝くじの販売をしています。商品を売る場所ではないので、私はここでどんなサービスを提供できるだろうか?と考えてみました。答えは「お客さまやプラザハウスの役に立つこと」。心と体、衣・食・住どこにでもそのヒントはある気がします。昔、館内で使っていた小さなショッピング袋を倉庫で発見し、販売した宝くじを入れてみました。すると多くのお客さまが「こんなのあったよね。懐かしい」、「レトロなロゴがかわいい」と、とても喜んでくださいました。これからもできるだけエコなことを考えていきたいです。積み重ねを大切に、お客さまと信頼関係を築いていければと思います。
植物との対話は自分を、見つめるウェルな時間
平識 麻紀 1F フルール(ロージャース オテル内)
「ロージャースオテル」で、生花やフラワーアレンジメント、ガーデニング雑貨などを通して、植物とくつろぎのある暮らしを提案しています。アレンジメントにはグリーンを効果的にプラスして、温かみの中にも、花がより洗練されるようなデザインを心がけています。暮らしの中に植物があると、気持ちがリラックスしませんか?ただ愛でるのもよし、時には語りかけたりして。植物は、そこにあるだけで、生のエネルギーや元気、穏やかな幸せを与えてくれます。毎日水をあげたり、枯らさないように気を配るなど、手をかけることで、植物と対話している気がするんです。育てているつもりが、実は植物に育ててもらっているのかもしれませんね。
周囲と力を合わせて、継続できる楽しいことを
末吉 業人 2F ハミングコーヒー 店長
僕たちはコーヒー屋として、生産者がどんな思いや考えで豆を栽培しているかという情報をお客さまに丁寧に共有していくことが大事かなと思います。僕たちテナントもお客さまが楽しんでくれるようなアイデアを出していけたらいいな。過去2回開催した「本ともっとバザール」は、北谷の砂辺で1989年式のアメリカンスクールバスを改装した本屋「ブックパーラー砂辺書架」を営む畠中沙幸さんから提案があり実現したイベント。本屋さんへの呼びかけは畠中さん、スイーツ店や雑貨店への声がけは僕が担当しました。初回からとても賑わいがあり、本とコーヒーは相性がいいんだなと感じました。今後も継続的に楽しいことができたらと思います。
dとプラザハウスの皆さんとで、「もののまわり」を考えたい
島袋 みのり 2F D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3 店長
D&DEPARTMENTは、創業した24年前から「ロングライフデザイン」をテーマに活動しています。現在では、ものが生まれる背景にはまわり(地域、暮らし、産業、環境、仲間など)があり、ものを得るには、そのまわりも知ってほしいという「もののまわり」の観点でものやことをご紹介しています。伝統や文化、土地、歴史とのつながりを大切に思う心は、ウェルビーイングの考えにもリンクしていると思います。この感覚を、お客さまに感じて喜んでいただけるために、私たちだからこそ提供できるような旅や体験をこれからもご提案できればいいなと思っています。テナント同士との連携も始まっているので、これからのプラザハウスにもワクワクしています。
沖縄の大自然が育む、おいしいお肉を召し上がれ
玉城 リサ 1F ロージャース フードマーケット内デリカテッセンヌチブタ
沖縄ではヌチは命のこと。私たちはいただく命への感謝の気持ちを込めて店名に「ヌチブタ」と名付け、豚と猪を掛け合わせた豚の飼育から加工まで、ありがたく関わらせています。国頭村の広い牧場でストレスがないようのびのびと放牧し、抗生剤などを使用しないこだわりのエサで大切に育てている豚は、赤みが強く、旨みは濃厚なのに脂があっさりとしていて、「まるで芳醇なバターのようだ」と表現されるお客さまもいらっしゃいました。ロージャースフードマーケットでは、フレンチで40年以上の経験を持つシェフが、加工品や惣菜を作っていて、ここにしかない商品も多くありますので、ぜひ遊びにいらしてください。
忙しいお母さんたちを、応援したい
田中 泰紀、栄美子 2F LA.LA. STYLE Cafe
カリフォルニアで仕事をしていた時代に、健やかな人生のために、オーガニックな食材やヨガ、内面の美を大切にするライフスタイルが人々に浸透していることに驚き、これからの社会にとても大切なことなんじゃないかと思いました。現在、プラザハウスの2Fで、見る、聴く、味わう、匂い、触れるなど、五感に寄り添うような商品を提供するとともに、フードロスなど社会の問題にも取り組んでいます。僕たちは子育て中の忙しいお母さんを応援したいと思っていて、お母さんたちが自分のお小遣いの範囲でできる、ちょっときれいに、ちょっと気持ち良くなれるような場を目指しています。僕たちとお話しする中で、日々の生活で抱えているようなストレスを吐き出して、リフレッシュして、また、がんばろう!と思ってもらえたらうれしいです。
植物のある暮らしで、幸福度アップ
スズキ ヤスヒサ 2F GREEENS FOR GOOD代表
風通しがよく、直射日光を防げる、観葉植物にとって素晴らしい環境のプラザハウス2Fで、植物のセレクトショップを営んでいます。デザインがユニークだったり、希少性の高い観葉植物を中心に、さまざまな表情を楽しんでいただける植物を、常時100~150種類ほどを取りそろえています。配色のバランスや植物のセレクトを気に入ってくださったお客さまから、鉢植えから庭への移植やガーデニングの設計をお願いされることもあります。「観葉植物は欲しいけれど、枯らしてしまうのが心配で」という方へ向けた、公式LINEでの生育相談も受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。身近に植物があるとより幸福度が増すといわれています。ぜひ、暮らしに植物を取り入れて、毎日をよりハッピーに!
映画の余韻を、カフェで味わって
國場 幸卓 3F シネマプラザハウス1954 マネージャー
カフェを併設するシネマプラザハウスでは、大きな映画館ではあまり上映しないような、マニアックな作品やコザやプラザハウスに合う映画をセレクトしています。ここ数年はコザを舞台にしたものも多く、普段は映画館に足を運ばれない方の姿もあったので、お客さまの要望にはできるだけ耳を傾け、地域密着型の映画館を目指したいと思っています。鑑賞される前後に、カフェでくつろいだり、何時間も感想を語り合う皆さんの姿を見ていると、お客さまの映画への期待や感動、余韻をお裾分けしていただいているような気がして、この仕事に携わって良かったなとしみじみ感じます。おいしいコーヒーとスイーツでお待ちしておりますので、映画をご覧にならなくても、ぜひお立ち寄りください。
シェフの立場で、フードマーケットと食卓のパイプ役になりたい
由井 恵一 1F ロージャース フードマーケット シェフ
東京で料理の仕事に携わる中で、沖縄の食材と出会い、とても興味を持ちました。現在は、シェフの観点でロージャースフードマーケットのいいものと食卓をつなぐパイプ役になりたいと思っています。例えば、地中海沿岸の素材に近い味を持っている沖縄の野菜には、地中海生まれのスパイシーな調味料と合わせたら特別なひと皿になりますよとかアドバイスができれば。一見、高価格のようでも使い方を知れば、身近に感じられる商品もあると思います。ポップのコメントにもお客様の想像力をかき立てるような解釈を添えて、新しい一歩を踏み出せるきっかけになったらうれしいです。今後は、食の多様性など、プラザハウスだからできる食文化の新たな発信基地にしていけたらと思います。
ウェルビーイングという、言葉が教えてくれたこと
赤嶺 孝夫 1F ロージャース パッサージュ
約27年間、レディースアパレルを販売する会社を経営していました。買い物はネットで完結とか「接客をされたくない人たち」というニュースを目にして、人と人との関係が希薄になっているのは時代のせいなのか?商品という信用をやりとりすることで、お客さまと関係性を築いていくものじゃないのかな?と自分に問うた時期もありましたが、ウェルビーイングという言葉を知って、腑に落ちました。僕たちがやってきたことは間違いじゃなかったと。ウェルビーイングという言葉の理解を日々深めている中で、人と会話を重ねて考え方を共有していくこと、いろいろなことがうまくいくのを実感しています。現在は、新しいお客さまやスタッフとの出会いと学びの毎日で、新しい何かが生まれることを楽しみにしています。