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クリシュナ

自然を敬う
アーユルヴェーダの教え

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バクシ・プラモド

インド人にとってカレーは健康のもとです。シェフたちは効能に応じてスパイスを使いこなします。からだを温める、目に、心臓にいい、お腹の調子を整えるには、どのスパイスとスパイスの組み合わせがいいとかね。

日本でも何年も前からハーブが流行って、健康志向になっていますが、私たちインド人にとっては植物のエネルギーをからだに取り入れるのは、大昔から当たり前。インド人は食べ物がからだを作るということをとても意識しています。

僕が毎日飲んでいるのは、フレッシュレモン果汁を水とソーダで割って、塩とコショウを入れただけのドリンク。これは元気になるのでみんなもやってみて。日本人はヨーグルトに砂糖やジャム、ハチミツなど甘いものを入れるでしょ。インドでは、ヨーグルトには塩とコショウを入れます。とにかくコショウはからだにいいから、何にでも振りかけます。

祖母がアーユルヴェーダを教えていたから、子どものころから人よりは健康への意識は高いかもしれない。

5000年の歴史があるインドやスリランカ発祥の伝統医療アーユルヴェーダは、サンスクリット語でアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)からなり「生命の科学」を意味します。アーユルヴェーダには、すべての生命を生み出す自然界の五大元素、地(土地)・水(人間のからだを作る)・火(温度)・風(酸素)・空(雨)があります。

大自然を敬うことは、自分のからだを元気にすることにつながっています。健康的な食事と日常生活、ヨガや呼吸法を取り入れて、正しい生活を送る。マインドとソウルとボディを平和に保つために、アーユルヴェーダを実践することは理にかなっています。

もう一つ、人との触れ合いによって得られる喜びは心を豊かにします。沖縄にもありますよね、ゆいまーるの精神が。生きていくのに大事なことはお金じゃないんですよ。

生まれも育ちもインド・デリーなので、クリシュナのメニューは北インド料理が中心ですが、アーユルヴェーダの食事をもう少し増やしたいし、南インドのストリートフードも気になっています。豆を入れたご飯やスパイス入りヨーグルト、野菜や生姜などを使って、より健康的なメニューを開発したいと思っています。

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クリシュナ

プラザハウス 3F
電話:098-931-0885
https://www.instagram.com/krishna_indian_restaurant/
定休日:火曜日(祝日はランチのみ営業)
本場インド料理の店。
今年創業21年を迎える老舗

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