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岸 紅子

セルフラブから始めよ

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岸 紅子

人という生命体が持つ美しさは、本来、ホリスティック(包括的)なものです。「スガタ」、「カラダ」、「ココロ」、そして「自然環境」。それらは互いにつながり、働き合って私たちの「今」を支えています。

人は何かを心で感じたら、それに対応する生理活性を体内で行い、その結果は見た目に反映されます。

例えば過度なストレスを持ち続けていたら、コルチゾールというホルモンが出続け、副腎が疲れて疲労感や不眠、免疫力の低下などを招きます。
その逆も然り。外見が美しいということは、心身の状態が健やかな証拠なのです。

このようなホリスティックビューティの考えやケアの知識を長年お伝えしてきた私が、ココロとカラダに働きかける究極のセルフケアメソッドとして開発したのが「スキンケア瞑想」です。

「肌に触れることを入り口に、体と心をつなぎ、穏やかな呼吸と深いリラックスで自分に還る」それがこのスキンケア瞑想に込めた願いです。

行き過ぎた資本主義社会の中では、多くの人が日々忙しく、過度なストレスに苦しみ、自分を労ることを後回しにしてしまいがち。

しかし、もし、スキンケアをする“ついで”にセルフヒーリングができたなら、それはきっと現代を自分らしく生き抜くスキルになるだろう、と考えました。

「スキンケア瞑想」には、脳科学、皮膚科学、心理学、微生物学、五感生理学の観点から、お手入れが究極のセルフヒーリングになるよう設計してあります。

スキンケアが動的な瞑想になり、脳と肌が喜び、深い睡眠が得られ、翌日は心も肌も弾むような潤いやハリを感じることができるはずです。

このメソッドを誰もが自宅で実践できるようナビゲートする音声をYouTubeで公開していますのでよろしければ、こちらもお試しください。

スキンケアは、心の深いところに届くと素晴らしい多幸感が生まれます。それは、他の誰でもなく自分だけが起こせるヒーリングです。

ここ数年、コロナや戦争や地震や気候変動など、日常の不安定さが増していて人々の不安感もつのっています。でも、どんな状況にあっても、自分を労わって触れることを諦めないで欲しいと私は思います。

“やさしく触れる”ことは愛情のカタチです。自分を愛することで、負のエネルギーから一線を画すことができます。自分を生きられるのは自分だけ。五感を使って今世を味わう時間は有限です。恐れずに、自分を愛しましょう。

Beniko Kishi 岸 紅子

ウェルネスプロデューサー。自身や家族の闘病経験をもとに、2006年にNPO法人日本ホリスティックビューティ協会(HBA)を設立。環境省アンバサダーも務め「ウェルネスを通じて人と地球の美しい循環を叶える」をテーマに活動中 https://www.instagram.com/kishibeniko/

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